筋膜硬化によって引き起こされる症状は多岐にわたります。

 

ありふれた肩コリや腰痛、ギックリ腰や寝違えなどの急性痛、

各種の神経痛や内科的疾患によるものかと錯覚してしまうような症状、

そして自律神経さえも失調させてしまうと当院は考えています。

 

今回はその中でも特に意外なもので、今後もっと増加し大変な問題になりそうな”咳”について述べます。

 

・咳

咳が出れば普通は風邪を引いたかなと考えます。

ですが喉にも筋肉があり筋膜があり、これらが硬化して知覚過敏が起きると

”異物感”となって咳が誘発される事があります。

異物感はイガイガや詰まり感、引っかかり感、咳がしたくなるような感覚です。

 

つまり風邪を引いたと思っていたが、

実は筋膜が咳を誘発している”偽風邪”かもしれないという事です。

そしてかなり多くの方に起きており、年々増加していると当院は考えています。

 

風邪のせいではなく喉の筋膜が過敏となり咳が誘発されているので、

咳止め等を飲んでも一時しのぎになります。

それでも薬が効いている間に自然治癒力によって治まる時は治まりますが、

筋膜は硬いままなので次第により硬くなっていきます。

そうなると再発時には以前より長引いたり強い症状が現れるかもしれません。

 

よく咳風邪(痰は出ない)を引く。

一旦咳風邪を引いたら治まるまで長くかかる。

常にもしくは時々、喉に異物感を感じる時がある。

エヘン虫をよくする人。

声がしがれたり、ろれつが回りにくくなる事がある。

という方は偽風邪が疑われます。

 

併発して鼻の奥が詰まった感じ(鼻水は出ない)や張りついたような違和感を生じたりすることもあります。

こっちの症状の方が強いと鼻風邪を疑うことになりますが、

これも喉の筋膜から生じた偽鼻風邪だったりします。

鼻をよくすすっている人や常に鼻が詰まったままな人など。

マッサージを受けると一時的に鼻が通るという人は特に怪しいです。

 

咳をするだけで済むようなら大きな問題にならないかもしれませんが、

その影で進行する筋膜硬化が厄介な方向に進む場合があります。

 

それは喉の筋膜に異常をきたすと自律神経が失調することです。

(自律神経失調症の症状はこれまた多彩なので後日書きます。)

 

喉の筋膜と自律神経失調症の因果関係は証明できませんが、

自律神経失調症とされる方が喉の異物感(ヒステリー球)、

もしくはそれに近い何か(咳など)を訴えるケースが多いことが一般医療機関でも知られています。

古くから伝わる東洋医学でも”梅核気”という名で文献に残っている程です。

 

このヒステリー球や梅核気といった症状こそが、

喉の筋膜硬化によって知覚過敏が起こした”異物感”だと考えられます。

 

従来の風邪と筋膜硬化による偽風邪は現代医療では分けられていないので、

筋膜硬化による偽風邪は完全に放置状態で筋膜を柔らかくするといった処置はありません。

 

ドラッグストアに行けば咳用、鼻用と細分化された風邪薬や漢方薬がたくさん置いてあります。

それだけ必要とする方が多く増えているのでしょう。

しかしこれらの処方では喉の筋膜を柔らかくすることは出来ないので硬化は進んでしまいます。

 

ということで何が言いたいかというと、

咳は言わば筋膜硬化のサインであり、サインを無視し続けると

いずれ自律神経の失調を起こしかねないという事です。

ですが今の医療機関では筋膜硬化を疑うことはなく対処できません。

なので注意が必要という訳ですね。

 

 

たうち鍼灸治療院 http://tauchi2013.com

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