患者さん自身で自分の筋膜の状態を知るにはどうすれば良いか質問を受けました。

 

我流になりますが、筋膜の状態を知るにはいくつかポイントがあります。

※筋膜の状態が悪くても全てに当てはまる訳ではなく個人差は結構あります。

 

^枉鏨恭个陵無

見た目・肌質

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ゞ數譴パンパンに張っていると過敏になります。痛みだけでなく気持ち悪さやこそばさ等の異常な感覚も生じる場合があります。

 

【例】

・皮膚を伸ばすとちぎれるような痛みを強く感じる。

・腕や足の皮膚を雑巾絞りのように捻じると皮膚が切れるように強く痛む。

・お腹や腰骨周辺を触られると異様に気持ち悪い、くすぐったい。

 

これらは筋膜が柔らかくなると何ともなくなります。

なので異常な感覚が強いほど筋膜の状態は悪く、特に何も感じないのが良好です。

 

筋膜の状態は見た目や肌の質感にも現れます。

 

【例】

・浮腫んでボテッとしている、血色が悪い、皮膚が妙にテカっている、筋肉や骨の形が不明瞭。

・乾燥してカサカサ、肌に弾力がない、張りつめたような緊張感がある。

 

良い状態の筋膜だと赤ちゃんの肌のようになります。

しっとりとした潤いがあり血色が良く、プ二プ二として肌触りが良く優しさを感じます、適度な引き締まりがあり身体のラインがキリッとして綺麗に見えます。

赤ちゃん肌から遠のくほど筋膜の状態は悪く、メリハリが無く見た目が悪くなります。

これも筋膜を柔らかくするほど赤ちゃん肌に近づきます。美容にも良いです。

 

6數譴癒着していると動きの妨げになり可動域が狭くなります。

 

【例】

・ストレッチをすると以前より身体が硬くなっている。

・大きく体を動かすのに抵抗があり疲れやい。

・いままで難なく出来ていた事が疲れるようになっている。

 

ほとんどの方はすでに筋膜が縮んでいる状態なので現状が普通としか感じていません。

ですが筋膜を柔らかくすると本来の可動域と軽快さが戻り現状が悪かったのだと気付けます。

 

以上が試しやすい方法です。

全て自分で試せますが、自分でやるより誰かにやってもらった方が正確です。

単純に指で押して硬さを調べるのも良いですが、他人と比較する必要があるので除外しています。

筋膜が張っていれば全て当てはまるという訳ではありませんが、上手く出来ていれば結構な率で起きます。

 

 

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しゃぶしゃぶのお肉がMRIのような断面でわかりやすいと写真を撮りました。

 

ピンクが筋肉。ピンクを囲む白い部分が筋膜です。何層も筋肉を包むように筋膜が広がっています。

 

この白い筋膜が癒着して固くなり、隣同士の滑走性が低下し可動制限が起きます。

さらに血行が悪くなり知覚過敏(トリガーポイント)を起こします。この知覚過敏が痛みや痺れ、様々な不快感の発信元になっていると当院は考えています。

 

体表から触れる硬いコリの正体はピンクの筋肉ではなく白い筋膜の硬さです。

なのでいくら押してもあまり柔らかくならず筋膜の癒着は減らないので一時しのぎにはなれど問題の先延ばしになります。

 

やるべきことは筋膜の癒着を剥がして元の柔らかく滑らかな筋膜に戻すことです。

その為に色んな方法がありますが、当院では引っ張って伸ばすのと、針で筋膜を貫く方法をとっています。

 

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久しぶりに書籍を購入しました。

 

文光堂出版で『Fasciaリリースの基本と臨床』という本です。

※Fasciaとは当院で言う筋膜です。

 

 

内容は医師向けで注射器での筋膜リリースが中心ですが、針も有効な物理療法の一つとして取り上げられており、鍼灸師として大変嬉しく今後の発展にも期待しています。

 

 

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患者さんに運動〜運動〜と言っていますが、私も便利社会にどっぷり浸かっている人間なので不健康な事をたくさんしていますし、ついつい堕落した生活を送ってしまいます。

 

今回はそんな私でも続けられている筋膜のケアをご紹介したいと思います。

 

大きな動作、普段しない体勢をする、筋トレにならない運動。

私は筋膜を自己ケアするのに、この3つが最重要と考えています。

 

・水泳

1〜2週に1回ほど。2時間500円のプールで20分程クロールと平泳ぎを交互に行う。

手足を出来るだけ大きく動かしてゆっくり疲れない程度に泳ぐ。

プールからあがってラジオ体操、独自のストレッチを念入りに15分。

しっかり伸びたらもう一度クロールと平泳ぎを先程との違いに注意しながら一往復したら帰る。

着替えも入れて約45分程で終了。

※2時間のうち45分しか利用していないのでもったいないですが、筋膜が伸びていれば十分です。疲れないので続けやすいです。

 

・ラジオ体操

無料。なるべく毎日。たまに河川敷が近いので気分転換に赴き川を眺めながらひたすらラジオ体操15分くらい。

※一目を気にせずわざとらしいくらいダイナミックに行う。

 

・ボルダリング

月1回ほど。自己流で完全にド素人ですが愛する筋膜の為に周りを気にせずチャレンジ。

現代人が最もしなくなった足を高く挙げてよじ登る動作、手足を伸ばしきる動作、ぶら下がり、普段しない変なポーズが自然にできて筋膜が伸びる伸びる。

面白いがダメージも大きいので絶対無理しない。やばいと思ったら残り時間を考えずに帰る勇気を持つこと。

※オーナー様にお願いして撮ってもらいました。全然さまになっていない・・・上着めくれてて恥ずかしいですが参考に・・

 

 

・自己リリース

以前ご紹介したカッサプレートによる筋膜リリース。気になった部分で手が届くなら自分で針をぷすー→さすが針のパワーだと実感し響きの余韻で足引きずりー。

 

こんなゆるゆるな感じでケアをしています。

サボるとやはり関節が固くなっていますが、すぐに元の可動域まで回復できる状態で維持できています。

少しでも参考になれば幸いです。

 

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筋膜の癒着は『剥がす→癒着→剥がす→癒着→剥がす』のサイクルを繰り返すことで、徐々に癒着しない柔らかい筋膜のまま維持できるようになります。

 

このサイクルをこまめにした方が早く柔らかくできます。

 

その為に患者さん自身で癒着を剥がせる術を色々模索し続けているのですが、便利な道具を100均で見つけたのでご紹介します。

ダイソーとSeriaの健康グッズコーナーで売っていましたが、お店によってない所もありました。

 

これは『かっさプレート』と言います。

皮膚にピッタリフィットして引っかかるので筋膜を伸ばすのにとても使いやすいです。

 

 

まず緩めたい箇所にペタッと置きます。

 

持ち方はなんでもOK。ポイントは押し付けるのではなく皮膚にピタッと引っ掛ける感じです。

出来るだけ滑らないよう注意しながら上下左右あちこちに皮膚を伸ばします。

※ツルツル滑る場合は少し水で濡らすとグリップが効いてキュッキュと引っかかります。

 

皮膚が伸びてるなぁ〜とか何か切れそうな感覚があればGOODです。

ただし無理をしすぎると皮が剥けますのでほどほどに。

 

しばらく続けていると皮膚の伸びしろが大きなって伸ばしやすくなります。

 

指で押すと凹ようになる、骨が浮き出る、浮腫みが減る、肌がプ二プ二するがあればOKです。

動かしてみて軽くなっていれば成功です。

 

これをこまめに繰り返すことで柔らかいまま維持できます。

 

手の届く所ならどこでも使えます。これでも取れない癒着は針の出番です。

 

ちなみに本来のかっさの使い方とは違います。

 

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当院の筋膜リリースは単純に言えば細かいストレッチです。

張力で筋膜の癒着を引き剥がす原始的な方法です。

 

筋膜が癒着している部分を引っ張ると皮膚が裂けるような痛みを生じます。

これは知覚過敏を起こしている癒着部がベリベリと剥がされる際に感じる痛みと考えています。

ですので癒着が減れば減るほど裂けるような痛みも減ります。

 

ただ一度ペリッと剥がしただけでは、すぐに元の位置で癒着します。

それでは意味ないと思われるかもしれませんが、一度剥がした癒着は弱くなっていて、また引っ張ればすぐに剥がれます。

これを何度か繰り返すと癒着しにくくなり、柔らかいまま持続できるようになります。

(セロハンテープ同士をくっつけたり剥がしたりを繰り返すと粘着力が無くなるように。)

 

ここまでくれば引っ張っても嫌な痛みはほとんどありません。

触れてみると赤ちゃんのプ二プ二肌に近い感触に近づいて柔らかくなっています。

脱力感、爽快感があり動作が軽く、浮腫みがとれてシャキッとした見た目になります。

(筋肉のカットが浮かび上がり、細くなります。)

この状態では疲れにくく、疲れも回復しやすい身体になっています。

 

ここまでは表層の筋膜の話で、次の段階があります。

表面はプ二プ二柔らかくなると、その下の中間層の筋膜の硬さが目立つようになります。

表面から引っ張っただけでは中間層、さらに深層の癒着にはなかなか張力が届かず剥がれてくれません。

そこで鍼の出番となります。鍼なら中間層も深層の癒着も剥がして柔らかくすることができます。

(ただし知覚過敏部を貫通するので響きを生じます。)

そこまでしなくても症状が消失する方がいれば、そこまでしないと症状が改善しない方もおられます。

 

癒着の程度の幅は人によってかなり差があります。

軽度の癒着なら一回で柔らかくなりますが、重度の癒着は何度も何度も繰り返さなければなりません。

なので癒着が強い患者さんは少々覚悟が要ります。

 

一回で大量に剥がせば良いのではなく、繰り返しながら前に進みます。

(剥がす→癒着→剥がす→癒着を繰り返すことが必要という意味です。)

ですのでご自身でもできる所は、毎日細かくした方が早く柔らかくできます。

 

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筋膜が癒着すると?

 

ゞ數譴身体を締め付けるようになります。

 

例えばピチピチのTシャツ、きつきつの靴下やストッキングなどを着たままリラックスできるでしょうか?

仕事から疲れて帰ったらすぐに脱ぎ捨てて楽になりたいでしょう。夜はゆったりした服で気持ち良く眠りたいでしょう。

人間は身体を締め付けられるとリラックスできなくなり力が抜けなくなるのです。

 

Tシャツやストッキングは脱げば済みますが筋膜は脱ぐことが出来ません。

締め付けられたままの日々が毎日24時間続くのですから積もり積もって相当なストレスになります。

 

ストレスは自律神経の活動を司る交感神経を亢進させます。

頭ではリラックスしているつもりでも、身体は活動状態のままになります。

こんなアベコベな状態が続くと自律神経も正常なコントロールが出来なくなり自律神経失調症となり様々な不定愁訴が現れるようになります。

 

⊃搬里瞭阿を妨げます。

 

縮んだ筋膜は伸縮性が乏しく一つ一つの動作のブレーキ(邪魔)になってしまいます。

例えるならハンドブレーキを上げたまま車を走らせるようなもの。大リーグボール養成ギブスを装着したまま生活しているようなものです。

一つ一つの動作に要求される筋力が増え、効率の悪い疲れやすい身体になる訳です。

関節の可動域は狭くなり、ちょっとした事で損傷しやすく、楽に出来ていたものが出来なくなります。

 

 

7豺塢堽

 

修理する人がいても資材がなければ修理できません。

自然治癒力も充分な血流が確保されなければ発揮出来ません。

 

パンパンに張りつめた筋膜は血流が悪くなり虚血状態に陥ります。

虚血状態では自然治癒力が上手く発揮できず治るものも治らなくなってしまいます。

筋膜は柔らかくなると皮膚がプ二プ二の赤ちゃん肌のような手触りに近づきます。すると血液が流入しやすくなり循環が確保され自然治癒力による修復が進みます。

 

 

っ粒于疉(トリガーポイント)になる。

 

筋膜癒着部は知覚過敏を起こします。

すると通常は感じないレベルの刺激なのに過敏に反応したり、また異常な感覚として感じることがあります。

例)軽く押すだけで痛い、動かすと痛い、気持ちの悪い不快感、こそばい、皮膚を引っ張られるとめちゃ痛いなど。

酷くなると何もしなくても反応し、各種の感覚を放散するようになります。

 

原因不明の症状にこれが非常に多く当てはまると当院は考えています。

ほとんどの医療機関は筋膜を検査しないので、いつも原因不明や自律神経失調症として扱われています。

 

 

 

〇まとめ

筋膜が縮むと身体は拘束され日々の負担が増加し、結果的に自律神経の失調や様々な不快な感覚の温床になるということです。

柔らかい筋膜を身にまとっていれば健康な生活を過ごしやすくなり、ピチピチの筋膜を身にまとっていると不調になりやすいと当院は考えています。

 

 

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現代人にとって筋膜の癒着を予防するのは大変です。

 

便利な世の中になるほど人は動かなくて済んでしまうからです。

 

楽ができるのならそうしたい。誰だって同じですね。

 

でもさらに便利な世の中になり、いつか自分で筋膜を管理するのが毎日の歯磨きと同じくらい当たり前の時代がくるかもしれません。

(運動=歯磨き。ストレッチ=歯間ブラシ。鍼・筋膜リリース=歯石除去。といったように・・・)

 

筋膜癒着は糖尿病、高血圧、メタボリックなどの現代病と同じくらいに注意すべき問題になってくると思われます。

なぜ運動しなければ駄目なのか、運動しなければ何が変わってしまうのかを知らず、漠然と運動不足は駄目だといってもなかなか伝わりませんね。

 

 

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人間には自然治癒力が備わっています。

自然治癒力が十分に発揮できる身体であれば、大抵の不調は放っておいても治ります。

それが何時までたっても治らないのは自然治癒力が何らかの理由によって治せないからです。

その理由を解消して自然治癒力が不調を治せるよう手助けするのが治療です。

 

『治療したら治る』ではなく正確には『治療して自然治癒力が治せるようになって自然に治る』です。

あくまで主役は『自然治癒力が十分に発揮できる状態で過ごす日々』です。

 

世界中に色々な考えに基づいた治療がありますが、この基本原則は同じであり当院もその色々な治療の内の一つです。

 

当院では自然治癒力が発揮できなくなる理由の一つとして筋膜を挙げています。

筋膜が硬い身体では自然治癒力が低下して自然に治るものも治りません。

 

ですので鍼や筋膜リリースを用いて筋膜を柔らかくすることで、自然治癒力が治せるように手助けします。

少しでも自然治癒力が発揮しやすい身体に近づけること、少しでも柔らかい筋膜でいる時間を長く維持するのが重要と考えます。

 

地味なことですが掛捨てではなく積み立てていく治療が本来のあり方です。

 

 

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人間は便利な世の中になるにつれ大きな動作をしなくなります。

大きな動作をしなくても済むからです。

そして動かなくて済む生活を続ける事で筋膜の癒着がより進行します。

筋膜の癒着は痛みやしびれの温床です。
歯石が虫歯や歯周病などの発生率を高めてしまうのと一緒です。

これから先も便利な世の中になり続けますが不便にはなりません。
いずれ筋膜の癒着があちこち蔓延して不調に悩む人であふれかえる時代が来るかもしれません。

何度も言いますが現代は普通に生活しているだけでも筋膜の癒着が進行し不健康になってしまう環境です。
今に始まったことではありませんが、今までとは生活環境が違うという事を認識する必要があると思います。

いかに効率よく筋膜の癒着を防ぐのか、よく考え自分の身は自分で守らなければなりません。
何もしなければ癒着だらけの身体になってしまいます。

ではなにをするべきか?
筋膜の癒着を防ぐには各関節を出来るだけ大きく動かす事、普段しないポーズや動きを積極的にすることが重要だと私は考えています。小さな動作の繰り返しでは癒着はほとんど防げないでしょう。筋トレも必要ありません。

私の場合は週に1回のプール(水泳20分・ストレッチ15分のみ)、月に1〜2回のボルダリング(約60分)をしています。
回数もやっている分数も少なく決して充分ではありませんが、日々の怠惰な生活でため込んだ癒着を少しでも減らすように努めています。

方法はラジオ体操でもヨガでもオリジナルストレッチでも何でもいいですが長く続けられる自分に合った方法を見つけましょう。

どれだけ優れた治療法であっても本人に成り代わり運動してあげる事は出来ません。
医療はどこまでいっても自然治癒力の「手助け」であり、治る「きっかけ」ですから。
身体を動かせるのは本人にしかできません。

当院の役割も動かなくても済むようにする為ではなく、動ける身体にする事です。
動けない理由や問題を解消するよう手助けして元の動ける身体にリセットする事です。
そこからが再スタートです。
でなければ患者さん自身が自立して健康を維持できず医療に依存することになりいずれ辛い思いをすると私は考えています。

キツイ言い方かもしれませんが治療さえ受けていれば健康が守れる訳ではありません。

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